2007年11月17日

初期型CWU-45/Pについて

古着」ってキーワードで見に来てくれる方が多いのに、このブログでは、古着の話はほとんどしていないので、今日はちょっと、良いものが入ったので、説明がてらに書いて見ます。
CWU-45/P83388A初期型アクションプリーツ付
このCWU/45-Pってのは、レザーに代わるフライトジャケットの素材として君臨したナイロンの唯一の大きな欠点である耐火性を備えたハイテクフライトジャケットとして、1973年に空軍・海軍航空隊共通のインターメディエイト用ジャケットとして開発されました。
シェルの素材は、デュポン社が開発したの耐火性新素材アラミド(Nomex)で作られています。
形は当初はG-1から続く襟付き・パッチポケット・アクションプリーツと、海軍独特のデザインを引き継いでいますが、狭いコックピットの中で、計器にひっかかっるなどの苦情から、アクションプリーツは廃止されました。
CWU-45/Pのアクションプリーツ
↑これがそのアクションプリーツです。
フライトジャケットとしての機能性はさておいて、G-1〜WEPへと続く海軍航空隊らしいスペックで、格好良いです。レプリカ復刻版なんかも出ていますね。でも、CWU-45/PやCWU-36/Pは、普段は持て余しますが、その素材にこそ、すべての魅力が集約されているんです。

実はこの素材、通関にひっかっかるので(製品として輸入はできても輸出はできない)、ウチにもパレット1個分のアラミド使用品が山積みになってます。
軍事転用可能な製品として取り扱われてしまうようです。

コスト面も含め、そんな訳で、おそらく、この素材を使用しての一般製品化は難しいのでしょう。
だから、まがい物はナイロンを使用しています。

アラミドは、フライトジャケットとしては「夢の素材」なわけですが、繊維が強いのでステッチ切れを起こしたり、紫外線に焼けて茶色っぽくなったりします。
でも、それこそ「本物の証」であり、味でもあり、まがい物じゃない証拠でもあります。
まあ、正直、日常生活で耐燃性の便利さを実感する時ってのは殆ど無いのですけど。

ちなみに写真のジャケットは、 正式名称Jacket, Flyers, Cold Weather, Mil-J-83388A DTD 05 Sept.1973。
つまり最初期に採用になったモデルです。
CWU-45/P83388A初期型アクションプリーツ付M
posted by 古着オヤジ at 11:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 古着 このエントリーを含むはてなブックマーク
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